こんにちは。今回は自分で製作した電子ドラムの防振ステージの紹介をしたいと思います。
私自身が初めて電子ドラムを購入し、練習したら下の階に騒音と振動が
かなり響いておりました(木造2階建て)仕事と子育ての関係上夜中しか練習時間が取れない為、
考えた結果・・・・・・『防振ステージを作ろう!』となりました。
その1 作るステージサイズを測る!
まあ、これは当たり前の事ですが部屋が100畳ある豪邸なら問題無いですが、自分は6畳の部屋に置いている為、他の荷物との取り合いがあるので
置く場所や角度に気を付けました。元々Roland(ローランド)のTDM-20という電子ドラム用のマット。サイズは1600mm×1500mm(下にコルクマット)
その2 材料を揃える!
1. MDFボード(中密度繊維板)
ステージを作る為には最も必要な物になります。
密度が高いので見た目以上に重たいです。スピーカーなどの箱に良く使われているもので、今回の作業には適しています。こちらはホームセンターに大抵置いてありますので、カットコーナーで好きなサイズにします。規格1820㎝×910㎝ 厚みは9mm以上をお勧めします。(重量が掛かるので)
←こんな断面の板です。
2. クッション材などなど
今回は防振なので、ウレタン系の素材を使って行きます。
まず、こちら↓
駐車場の壁などに付ける衝撃吸収スポンジです。これが4~5本要ります。
後は、
ウレタンスポンジシートです。こちらもホームセンターで大抵売ってます。薄手でも十分です。
フロア用のジョイントマットでもいいです。費用の掛からない方で・・・
これは特売で売っていた遮音シートですが、今回は防振なので意味無かったです。
その3 組み立て
では、カットしたMDFボードとスポンジを使って組んで行きます。
これに・・・・
ウレタンスポンジシートを張り付けました。
その裏にバランスよく衝撃吸収スポンジを張り付けます。
後は適当に重ねて出来上がりです。重ねてから思ったのですが、MDFボードは
上下逆の方が良かったかもしれません・・・重いし、狭いし、疲れたので諦めました。
一番上のMDFボード上にドラム用のマットを敷き、電子ドラムを組みました。
重要なのは取り敢えず『浮かす』です。そして接地面を少なく
まず、ウレタンスポンジシートの上に厚手のクッション入り絨毯を敷いた上で音を出してみました。
振動アプリで測定(Bドラから1メートル)
平均2~3くらいでした。
防振ステージ上でのテストです。
振動アプリで測定(Bドラから1メートル)
平均0.1~0.5くらいでした。
まとめ
製作から測定まで一人でした為ちょっと雑なところが多々ありましたが、振動に関しては
かなり減少したのでは無いでしょうか?因みに振動は各パッドやシンバルからフレームを通して
下に伝わります。是非とも皆さんもやってみて下さい。
また、振動が少なくなったとは言え騒音自体は減ってはいませんので、注意しないといけません。
メッシュパッドはまだマシですが、ゴムパッドやシンバルはそれなりに音が出ます。
さすがに個人で壁に遮音シートと吸音材を貼るわけにはいかないので、
結局夜中に練習の際は優しく叩くになりますねw
これからも楽しい音楽ライフの向上を目指していきます。
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